知識

より新たな知識を生み出す

引き続き、ナレッジマネジメントを実践するプロセスに関してです。既存の知識を活用することができれば、次は新たな知識を創造する段階となります。既存の知識を共有・活用しても解決できない問題に対しては、新たな知識で対応せざるを得ません。ナレッジマネジメントとは知識の創造を意図したものであり、問題解決ばかりではなく、新しいものの創造や状況の改善も含まれます。新たな知識の創造は、既存の知織の組み合わせや体系化とは異なります。化学反応で、まったく異なる物質が生成されるように、既存の知識の中から、まったく新しい知識が生み出されることをいいます。これを「創発」と呼ぶこともありますし、「イノベーション」も本来はこの意味で用いられるべきものなんでしょう。そして、新たな経験からより新たな知識を創造するという段階に入ってくるわけです。 (さらに…)

17 10月 2013

知識の共有こそがすべての前提

知識を活用するというナレッジマネジメントは、具体的にどのような実践のプロセスをたどることになるのでしょうか。これも段階があるわけですね。まず、既存の知識を活用する段階。最初に取り組むべき課題は、既存の知識をいかに活用するかということですね。世の中のほとんどの課題が、この段階で解決するといっても過言ではないと僕は教えてもらいました。すべての知識が活用されれば、そこには「対処不可能であると合意された課題」しか残らないからです。ただし、そこにある知識というのは、書物に記されたような誠もが手に取ることが可能な知識だけではなく、組織の一人ひとりのメンバーがもっている個人的・経験的知識も含まれます。暗黙知と言われるものが含まれるわけですね。 (さらに…)

15 10月 2013